2012年07月10日

子育て支援の現場で働くスタッフのための防災ハンドブックが出ました!!

子ども防災ネットワークおかやまでは、昨年12月から幼稚園・保育園に通う5才児(年長さん)に向けた「防災体験プログラム」を実施していますが、最近、園関係者から保育の現場で働くスタッフに役立つプログラムをというご要望を頂き、その対応を検討しています。

そんな中、「多様な保育現場で働く人が災害発生時の対応を考える際の手引き」となるハンドブックが話題となっていることを、ソーシャルネットワークのニュースの中で知りました。

これは、経済産業省が災害発生時に保育の現場で働く人向けに、保育関係の有識者、防災関係の専門家の意見なども聞きながら、知恵を出し合い作成したものだそうです。

不幸にも昨年3月に東日本大震災の発生により、多くの子育て支援施設が被災しましたが、その中で、子育て支援施設に従事する現場などから「より身近でわかりやすいもの」や「保育ママ」など非施設形態で従事者向けの手引き書を求める声がありました。

そこで、経済産業省では、女性の活躍をより一層応援していく上で、今後、多様な子育て支援ニーズに応えていくためにも、子どもの安全に関するハンドブックを作成・普及することは大切であると考えました。

このハンドブックは現場の声を踏まえて、いろいろな子育て現場で働く方々が、少しでも現場で、いつも側に置いていただき、繰り返し読み返していただけるように、最小限で大切な情報をできるだけ絵表示でわかりやすく工夫・作成したものです。

災害はいついかなる時に起こるとも限りません。現場で従事される皆様それぞれが、常にそのことを十分に心がけて、防災の意識を持ち続けてほしい、そして、子どもの安全を守ってほしい、その中でこのハンドブックを少しでも役立てていただければと存じます。


このハンドブックを、ぜひ多くの保育関係者の方にご利用いただきたいと思い、許可を得て、以下に内容を転載させていただくことにしました。紙ベースでの配布は行わないそうです。以下よりダウンロードしてご利用ください。

認可保育所・認定こども園・保育ママ等のための防災ハンドブック(概要)
このハンドブックは、訓練用事例である「防災訓練用対応ケース集」と、
多様な子育て支援事業者に配慮した3編のハンドブックで構成されています。

防災訓練用対応ケース集(2012年7月4日現在)
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保育施設のための防災ハンドブック(2012年7月4日現在)
(認可保育所、認定こども園、幼稚園、認可外保育所で働く方向け)
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保育ママのための防災ハンドブック(2012年7月4日現在)
(家庭的保育者〔保育者の自宅等で子どもを預かる方〕向け)
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ベビーシッター会社のための防災ハンドブック(2012年7月4日現在)
(子どもの自宅を訪問して保育を行う保育者の会社向け)
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お問い合わせ先|経済産業省商務情報政策局サービス政策課(TEL:03-3580-3922)
http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2012fy/E002195.pdf

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2012年06月29日

防災体験プログラム|日比幼稚園 2012.6.29

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今日の防災プログラムは、日比幼稚園と和田幼稚園の
年長組さん20名が参加。そして大人の方も。
実は、玉野市の幼稚園・保育園の年長組の先生の研修に
このプログラムを取り入れていただきました。

園児たちはとってもよく聞いてくれて楽しく学んでくれたようです。
またまた、卵の殻ふみに先生方に参加していただきました。

自分の体の一番大事なところは「頭!」というのもみんなよーく知っていました。
もちろん逃げる時の合言葉もよーく言えていましたよ。

最後の包帯づくりの時に、子どもたちが包帯巻き機を上手に使って、
ひとりで巻くことができていたのでびっくり。
特に、包帯づくりのプログラムを説明した槙原さんが、初めにやり方を説明して
その後手助けすることなくやらせていたのがとても印象深く感じました。

ついつい「きれいに巻く」ということで手を出していたのですが、
そんな事は無意味なことなんですね。

自分で出来る達成感をもっと味わって、
その子の自信につなげていってあげなくては、と、
心では理解していましたが、そのことを実践で目の当りにした一コマでした。

三村記


プログラムのお申込は、こちらのサイトからどうぞ♪
子ども防災ネットワークおかやま

http://www.kodomobousai.net/

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2012年06月28日

内山下幼稚園さんからお便りいただきました。

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6月11日におじゃました内山下幼稚園のみなさんから、お便りを頂戴しました。

子どもたちも日頃体験できないことを経験し、
驚き、防災に対する意識が高まりました。
家庭でも、防災のはなしを家族でするなど、
子どもの心の中に強く印象に残っているようです。

テレビ放映では、園でみんな揃って、その時のことを
思い出しながら、真剣に見入る姿がみられました。


保護者の方からの感想も…。
◆ 防災体験をした日、帰りの車に乗るとすぐ「地震で揺れたら、ダンゴムシになって、早足で烏城公園に行くんよ」「シーツで包帯を作ったよ」と話してくれました。包帯に書いてある”がんばれ”の言葉に胸が熱くなり、どうして、”がんばれ”と描いたの?と聞いてみましたが、秘密だと言われました。子どもなりにもTV等で震災被害の状況を理解し怖がっているように思えます。テレビの地震速報には反応が早く「震度3だよ。何県?」と気になるのかな。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

◆ 親子で地震が起きた時、大切なことを話し合うことができました。自分の命を守ること・他の人の命を助けることの大切さを学んでくれたように思います。「卵の殻の上を歩くのはとても痛かった。ガラスの上はもっと危ないよ。スリッパを用意しておくこと。本をおいてその上を歩いて移動すること」など、私が初めて知ることもあり、とてもよい体験をしたと嬉しく思いました。これからも「いつでも災害は来る」と心に留め、子どもには興味がわくような形で伝えていけたらと思います。

◆ 防災教育指導をありがとうございました。子どもたちにとって災害と言っても実際体験したことでもなく、ピンとこないものですが、昨年の東日本大震災の様子を映像で見る度に「かわいそうだね」と大粒の涙を流す姿を何度も見ました。自分自身が体験したわけではないのですが、子どもなりに災害の恐ろしさ、大切なものを失ってしまうという悲しさをとても強く感じている様子でした。防災体験は、怖がること無く「卵の殻が痛かったよ」とか、ジャッキを使って救出した様子を伝えてくれました。自分を守るための知識を楽しく学べてとても印象的だったようです。ありがとうございました。


みなさん、お便り・感想を、ありがとうございました…。
posted by akagiyoshiko at 19:17| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月21日

防災体験プログラム|荘内南幼稚園 2012.6.21

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荘内南幼稚園での防災プログラムの報告です。

年長組以外に年中・年少組が「絵本・卵の殻ふみ・ジャッキ体験」まで見学。
保護者のかたも5・6名。みなさん飽きることなく熱心に体験されました。
卵の殻ふみは、なんと年中・年少さんも!
そして、先生や保護者のかたも希望者は全員踏みました。

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人数が少ないと余裕ができるのでアットホームな雰囲気でできますね…。

包帯づくりは、事前に包帯をいれる宝箱を
牛乳パックでそれぞれかわいく作って嬉しそうにそれに入れていました。

最後に記念写真をみんなで撮って終了でした。(三村 記)

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posted by akagiyoshiko at 22:41| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月20日

NHK岡山放送局|自分を守る 家族を守る 安全・安心キャンペーン

― けっこう長く取り上げてましたよ。内容も面白かった。

NHK夕方のニュースの「子ども防災ネットワークおかやま」の活動紹介について、放送のあと山陽新聞の記者さんから感想の電話をいただきました。彼は、最初に防災体験プログラムの内容を取材してくれた人です。
NHKの記者さんが、丁寧に取材してくださっていることは感じていましたが、本当にしっかり取り上げていただき、感謝しています。


NHK岡山放送局は、今年度「安全・安心キャンペーン」に取り組んでいるそうです。
キャッチコピーは「自分を守る 家族を守る」。
テーマは、見直しが迫られている「防災・減災」をはじめ、「防犯」や「食の安全」などで、視聴者のみなさんからもメールで、取り上げてほしいテーマや、ご意見などを募集しているそうです。
こちらの投稿フォームから、どうぞ
2012年6月20日(水)の放送内容
安全・安心キャンペーン「防災教育は園児から」

東日本大震災をきっかけにあらためて防災教育の必要性が高まっています。
そうしたなか、岡山県内で幼稚園児を対象にしたユニークな防災授業が始まりました。
授業に使うのは卵の殻など身近なものです。
どんな授業が行われているのか、取材してきました。

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倉敷の藤野さんから頂いた写真を使わせていただきました。ありがとうございます。
※内山下幼稚園でのプログラムについてはこちらから。
http://kodomoinoti0311.seesaa.net/article/274717547.html
posted by akagiyoshiko at 10:06| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月18日

守ろう命!防災体験ツアー @ 倉敷芸文館

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6月17日、10時から、青年会議所岡山県大会に合わせて倉敷芸文館前の広場で開催された「守ろう命!防災体験ツアー」に参加しました。
20分でいろいろな防災体験を…という欲張りなツアー。
こども防災ネットワークからは、防災絵本が参加しました。
みなさんいろいろな体験できていたのでよかったと思います。

(撮影:チカク三村、問田)
posted by akagiyoshiko at 10:42| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月11日

防災体験プログラム|内山下幼稚園 2012.6.11

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今日の防災体験プログラムは、内山下幼稚園さんのご協力により、「非常ベル」の音でスタートしました。
 
「いつもと違う音が聞こえたら...どうする?」
「静かに耳をすませて。オトナの人がそばにいるときは大切な話しがあるかもしれない」
「もし一人だったら…?よく観察して。変な匂いはしないかな。なんの音だろう」



地震が殆ど無い岡山だからこそ、いざという時の備えとして、
「防災のこと」を学んだり考えたりすることがとても大切だと思うのです。
2011年3月11日に発生した「東日本大震災」の例でも、日頃から訓練し、
注意深く状況を観察した子どもたちに先導されて、たくさんの命が助かっています。

「もしも、君の町で大きな地震が起こったら...」
「もしも、今、踏んでいるのが卵の殻でなく、ガラスだったら...」
「もしも、君が大きな柱に挟まれて動けなくなってしまったら...」
「もしも、大切な人が怪我をしてたくさん血が流れていたら...」



プログラムのなかで、子どもたちはたくさんの「もしも」に出会いました。

災害の時、大切なのは、まず自分の命をまもること。
そして希望を捨てずに、自分にできることを考えること。

子どもたちの心の中にそんな知恵が少しでも残れば嬉しいな、と思います。

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防災体験プログラム
2012年6月11日(月) 10:00〜11:30
内山下幼稚園(岡山市北区丸の内)
5歳児73名が参加


プログラムのお申込は、こちらのサイトからどうぞ♪
子ども防災ネットワークおかやま

http://www.kodomobousai.net/
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2012年03月12日

ぼうさいくんれんをおしえてくださったせんせいへ

2012-03-12 10.54.22.jpg2012-02-24 10.09.40.jpg岡山聖園幼稚園のみなさんからお手紙いただきました(*^^*) こちらこそありがとうございました。
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2012年03月10日

走れ!仙石線プログラム〜パラソル喫茶応援イベントバスツアーの終着点

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パラソル喫茶応援イベントバスツアーの終着点、JR東名駅のホームを仮設のステージに見立てて、仙石線の一日も早い復興を願う「夢ハンカチ」イベントが始まりました。

夢ハンカチ運動は、宮城県東松島市JR仙石線の(野蒜駅-東名駅)間に思い思いの願いを書いたハンカチをつなぎ、約約2qを歩いて一刻も早い仙石線の復興を訴える取組みです。雨天と交通事情で行程が遅れたため、前日行われた宮城県山元町で仮設住宅での地元交流パラソル喫茶には参加できませんでしたが、こちらの会場でも、東京、栃木、大分など各地から出店が出展されていて、参加者に振舞われました。

大曲町の獅子舞披露のあと、高野山のお坊さんによる犠牲者への祈り、その後は、歌、ハワイアンフラ、沖縄エイサーの披露。夢ハンカチをホームいっぱいに参加者全員が上がって、雨の中、風船をリリース、仙石線の一日も早い復興を願いました。

祭壇に飾られた紫と黄色の星は、震災で亡くなられた方、行方不明の方のために、大阪の方が作って捧げたもので、終了後、高野山の若いお坊さんの手から「乾かしてお守りにしてください」と分けて頂きました。


−−−−−−−
二日間の行程のほとんどが移動時間でしたが、短い滞在時間の中で、地域の住民によって支えられ活動を続ける福島・宮城の福祉施設、一方で再開を熱望されながら復興が進まないJRの駅3箇所を、見て回りました。

復興は、まだまだこれから。始まってもいない場所がある。岡山から福島・宮城までは遠い。でも、今回のように東京から出発する中高年向けバスツアーでは、風評被害で激減する観光地へ観光ボランティアとしてお金を落とし、現地の人の活動を知る仕組みがあり、それを支える支援組織があります。
私達が宿泊したホテル「花月ハイランドホテル」は、関ヶ原の合戦の後にできた400年続く源泉掛け流し温泉の瀟洒なホテル。地震・津波の影響は殆ど無かったようで、素晴らしい温泉、料理、笑顔のおもてなしを堪能しました。

いろいろな支援がありますが、地震の影響ないこうした宿泊施設を拠点に風評被害を払拭し、そして、さまざまな季節の福島・宮城をこれからも見て回りたい、と強く思いました。
posted by akagiyoshiko at 13:51| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

JR野蒜駅から東名駅まで

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「走れ仙石線プログラム」の会場であるJR東名駅まで、JR野蒜駅から歩く。岡山から10名。各地から二百数十名のメンバーが参加しているらしい。

瓦礫もところどころ残っており、一階部分の損傷が激しい家屋が点在している。古い家屋は流されてしまったのだろうか、比較的新しいタイプの住宅が目につき、まだ新しい外壁に穿たれた雨ざらしの大きな穴が痛々しい。

1年が過ぎようとしているのに、家屋を修理できないのは、何か制度的な不具合で手が付けられないのだろうか、と考える。
posted by akagiyoshiko at 11:57| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福島の朝

2012-03-10 07.43.11.jpg2012-03-10 08.13.45.jpg400年、関ヶ原の合戦の後から
源泉掛け流しの温泉宿。
しんしんと降り積もる雪の朝です。
posted by akagiyoshiko at 08:13| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月09日

東北の湘南と呼ばれた場所、山元町

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海沿いのJR坂元駅まで、ケアワーカーさんがバスに同乗して案内してくださいました。
山元町は、温暖な気候でいい波が立つため、東北の湘南と呼ばれていて、天気がよければ向こうに青い海が広がっているのだそうです。

震災の翌日、海は素晴らしい青さをたたえそれがいっそう悲しかったのだと淡々と語られていました。

悲しさが過ぎて涙が出ない悲しさ。山元町の人口の60%が亡くなり、駅前商店街はあとかたもなく、一面、茶色い平野が広がっていました。

駅で、線路も残らないほどのツナミの威力を見て、先日のイベントで、危機管理アドバイザーの国崎信江さんが、ツナミでなくなる方は、溺れるのではなく、漂流物からのダメージが大きいと言っていたことを思い出しました。

案内板の足元に手向けの花束。そして花の苗は、菜の花。過去と未来と、そして今を生きる山元の人たちの思いにふれた気がしました。
posted by akagiyoshiko at 16:36| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ささえ愛山元

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水に浸かって、14時間後に助けられた代表の方の話を聞かせて戴きました。
この場所が利用者だけでなく、働く人にとっても心の拠り所になっていることを、感じました。
支援物資を受けて支援活動をしているうちに、元気になっていく自分たちにきづいたのだそうです。
岡山からの参加は、10人。二台に分譲していたので気付きませんでしたが、全国各地から被災地の応援に駆けつけているようです。義援金などが代表の方に手渡されました。


posted by akagiyoshiko at 15:58| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

まもなく宮城県山元町

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posted by akagiyoshiko at 14:52| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京駅から宮城県山元町

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2012年03月04日

子どもたちに伝えたい防災のこと2012

子どもたちに伝えたい防災のこと2012
日 時:2012年3月4日 11:00〜16:00 《参加無料》
会 場:倉敷みらい公園、アリオ倉敷、三井アウトレットパーク倉敷

さまざまな視点から、防災・減災と、子どもたちの未来を考えようと企画いたしました。
開催報告については、下記の子ども防災ネットワークおかやまのホームページで御覧いただけます。
写真で見る“子どもたちに伝えたい防災のこと2012”
http://www.kodomobousai.net/activity/record/319


自然災害の少ないと言われる岡山においても、震災のあった3月11日を前に毎年、亡くなられた方のご冥福を祈り、子どもたちにそれを伝え、防災について家庭で考える機会になれば幸いです。

私たち、「子ども防災ネットワークおかやま」は、岡山でこのような活動の輪が広がることを期待するとともに、春を待つ被災地の一日も早い復興を応援します。

開催概要|公式サイト http://goo.gl/W5UZf
以下の画像をクリックするとpdfファイルをダウンロードできます。
omote_0218.jpg ura_0218.jpg

「子どもたちに伝えたい防災のこと」プロジェクトを推進する「子ども防災ネットワークおかやま」は、全労済岡山県本部が、県内の子育て支援に携わるNPOなど(NPO法人子ども劇場岡山県センター、NPO法人岡山市子どもセンター、NPO法人子ども劇場笠岡センター、一般社団法人チカク)に呼びかけて設立した任意団体です。これまでの活動、進行中のプロジェクトについては公式サイトを御覧ください。≫≫≫ http://www.kodomobousai.net/
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2012年02月19日

子ども防災ネットワークについて

「子どもたちに伝えたい防災のこと」プロジェクトを推進する「子ども防災ネットワークおかやま」は、全労済岡山県本部が、県内の子育て支援に携わるNPOなど(NPO法人子ども劇場岡山県センター、NPO法人岡山市子どもセンター、NPO法人子ども劇場笠岡センター、一般社団法人チカク)に呼びかけて設立した任意団体です。

「こども防災ネットワークおかやま」のこれまでの活動、進行中のプロジェクトについては公式サイトを御覧ください。≫≫≫ http://www.kodomobousai.net/
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2011年12月03日

子どもたちに伝えたい防災のこと<キックオフ・セミナー>

9時半の開場から続々と参加者が詰めかけています。最終的に350名余りの参加者。できるだけたくさんの方にご覧いただくために、ロビーのプロジェクターにも映像を映してご覧いただくことになりました。

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震災直後の様子を伝える東京消防庁の映像や通信社の写真をプロジェクターで写し、会場に集まった皆さんと、3月11日の震災の事実にもう一度向き合いました。その後、開会に先立ち、ご来場の皆様と共に震災で犠牲になられた方々に黙祷を捧げました。

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案内役はアナウンサーの中村恵美さんと、おしゃべりマウスの元気"くんです。

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中村| 今このときも、日本全国で、あの震災が残した課題に取り組む人たちがいます。なにかできないか、という思いの方もたくさんいらっしゃるでしょう。今日は、そんな想いで集まったみなさんと震災を振り返り、私たちが、今なすべきことについて考えてみたいと思います。

中村| さて、震災からしばらくたって、日ごろからの防災への備えが生死を分けた事例がいくつか報告されています。

元気| ぼく、知ってる。こどもたちが率先して逃げて、たくさんの命が助かったって。逆におとなといっしょにいても失われた命があったって。

元気| つなみてんでんこ、っていうんだよね。中村さん。おじいちゃんおばあちゃんの、そのまたおじいちゃんおばあちゃんの、、、、なにしろずっと前から、その土地で昔話として、子どもに話して聞かせてきたんだよ。地震が来たら何をおいてもすぐに一人で高いところに逃げろって


元気| でも、岡山県は「晴れの国」って言われているから、大丈夫なんだよね。だから防災の事なんて考えなくてもいいんだよね。

司会| 本当にそうかな? さっき、ずっと昔の話っていったでしょ。ずっと昔の岡山ではどうだったか、元気くん、知らないでしょ。自分たちの住む場所のこと、もっと知らなきゃいけないんじゃないかな。それに、どこで地震にあうかわからないから、まさかのときの備えや行動を知っておくことは大切じゃない?

元気| そうだね。今日はいろんなことを学んで、防災の事を知ろうと思います。

中村|このセミナーは、来年3月に行われる「子どもたちに伝えたい防災のこと2012」の前段として、岡山の現状を講演やビデオ上映で学び、防災に関する知識や取り組みを考えていただく内容になっています。これをきっかけに、みなさんも地域の防災、子どもたちに伝えたい防災のことを考えて頂き、3月のイベントに参加していただければと思います。


プログラム1 [講演]
地震の基礎知識と岡山に与える影響
地震の起こるメカニズムを知ること、そして過去の教訓から想定外を学ぶこと
岡山理科大学 教授 西村敬一先生

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西村先生のお話はわかりやすく、70分の講演時間があっという間でした。地域の話題が出ると皆さん身を乗り出して聞き入り、質問時間にはたくさんの方が手を挙げて下さいました。
私も地元倉敷のFM局の話題に思わず、パチリ。全国で初めての取り組みだったようです。

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プログラム2 [映像とパペットによる防災教育のアプローチ]
子どもに地震・津波をどう伝える?
地域の防災力を高めるために有効な
「子ども向け防災プログラム」を、岡山で考えよう

アメリカでは心理療法などに使われているパペットを登場させ、県内で活動しているボランティアの様子や、様々な事例を紹介しました。

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子どもたちに伝えたい防災のこと<キックオフセミナー>
Leaf_2.jpgLeaf_1.jpg◆ 体験していないから防災教育ができない、というのは大人の言い訳。岡山の子どもたちの'いのち'を守るために、私たちはここから始めます。
◆ 震災の発生から半年が過ぎ日常生活に戻ろうとしている今、日本の風土の中で自然災害から身を守るための活動が地域に根付き、子々孫々に伝えられることが、何よりも必要であると感じています。
◆ 子どもたちが自然の脅威にさらされた時に自らを守るための知恵をわかりやすく伝えること。そのための仕組みを地域の皆さんと一緒につくりあげていくための第一歩が、今回のキックオフ・セミナーです。

●日時:平成23年12月3日(土) 開演10:00(会場9:30〜)
●場所:ママカリフォーラム レセプションホール

主催:全労済岡山県本部
共催:NPO法人子ども劇場岡山県センター、NPO法人岡山市子どもセンター、NPO法人子ども劇場笠岡センター、一般社団法人チカク
後援:岡山県、岡山県教育委員会、岡山市、倉敷市、山陽新聞社、RSK山陽放送、社団法人岡山県労働者福祉協議会

★山陽新聞|2011年12月4日(日)★
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2011年12月02日

国崎信江さん監修の子ども防災プログラム@若竹の園

卵の殻踏み。

アルバム|国崎信江さん監修の子ども防災プログラム@若竹の園http://goo.gl/vwH9F


2011年11月1日に美観地区の若竹の園保育園で行われた 子ども防災プログラムの様子です。
この日は危機管理アドバイザーの国崎信江さん(プロフィール)を迎え、防災の大型絵本の読み聞かせ、包帯づくり、卵の殻踏み、ジャッキでの救出実験などを行いました。
どれも、初めての経験ばかりで、1時間半のデモンストレーションの間、子どもたちは飽きることなく、目をキラキラさせて参加していました。

12月3日に行われた「子どもたちに伝えたい 防災のこと<キックオフセミナー」では、この時の様子をVTRでご紹介しています。

★山陽新聞|2011年12月2日(金)★
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posted by akagiyoshiko at 16:28| 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする